水虫:白癬・爪白癬
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水虫・白癬・爪白癬
横浜市金沢区 六浦皮ふ科

白癬(水虫)・爪白癬の
原因・症状・治療法を専門医が解説


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白癬とは

白癬は白癬菌(皮膚糸状菌)による感染症で、足・爪・手・体などに発症します。

特に足白癬(いわゆる水虫)と爪白癬は日本人の6人に1人が罹患しているとされます。
高齢者では転倒リスクにも関係する重要な疾患です。

症状

  • 足:かゆみ、皮むけ、ひび割れ、水疱(水ぶくれ)
  • 爪:白濁、肥厚、変形、もろくなる
  • 痛みや違和感がある場合は進行している可能性あり

横浜市金沢区六浦皮ふ科 爪白癬


診断方法

  • 顕微鏡検査(KOH法)
  • デルマクイック®
  • 必要に応じて培養検査

爪白癬の病型分類

  • DLSO型:爪の端から白癬菌が侵入。最も多いタイプ。
  • SWO型:爪表面に白斑が現れる。比較的軽症。
  • PSO型:爪の根元から感染。免疫低下時に多い。
  • TDO型:爪全体が変形・肥厚。進行例。

治療法

  • 外用抗真菌薬
    ルリコナゾール、エフィナコナゾールなど
  • 内服抗真菌薬
    ホスラブコナゾールなど
  • 耐性菌対策
    治療継続と広範囲塗布が重要です

爪白癬は治療期間が長く、根気が必要です。
症状が消えても完全治癒まで継続することが大切です。

横浜市金沢区六浦皮ふ科 爪白癬


当院の特徴

  • 皮膚科専門医による診断と治療
  • 最新検査キットによる迅速診断
  • 高齢者の転倒予防を意識した治療提案
  • 耐性菌対策を含む個別ケア

よくあるご質問

市販薬で治りますか?

軽症の足白癬には有効な場合もありますが、爪白癬は市販薬では治りにくいため、皮膚科での診断・治療をおすすめします。

再発しやすいですか?

はい。白癬菌は環境中に残りやすく、再感染のリスクがあります。予防と継続治療が重要です。


監修:皮膚科専門医 花田美穂

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