イボの原因
イボ(ウイルス性疣贅)は、ヒトパピローマウイルス等のウイルスが皮膚の小さな傷から入り込むことで発生する感染症です。
放置するとウイルスが周囲に広がり、治るまでに長い時間を要することがあります。
早めに皮膚科を受診することをおすすめします。
液体窒素・各種外用療法・内服など患者さまに合わせた治療を行います。痛みが心配な方もご相談ください。
📅 Web順番予約はこちらイボ(ウイルス性疣贅)は、ヒトパピローマウイルス等のウイルスが皮膚の小さな傷から入り込むことで発生する感染症です。
放置するとウイルスが周囲に広がり、治るまでに長い時間を要することがあります。
早めに皮膚科を受診することをおすすめします。
ダーモスコピー(拡大鏡) を用いて、肉眼では見えにくい小さな血管拡張や角質肥厚を詳しく観察します。
ウオノメ(魚の目)と区別がつきにくいケースもありますが、ダーモスコピーで正確に診断できることがほとんどです。
日本皮膚科学会ホームページより引用
病変の部位・大きさ・患者さまの年齢や痛みの許容度に合わせて、最適な治療を提案します。
「早く確実に治したい方」には液体窒素凍結療法をお勧めします。
「痛みが心配な方」やお子さまには外用療法を中心に進めるなど、柔軟に対応します。
治療法 | 特徴 | 保険適応 |
---|---|---|
液体窒素凍結療法(冷凍療法) | 効果が高く早く治る。治療時に一時的な痛みを伴うことがある。 | 保険適応 |
ヨクイニン(ハトムギ)内服 | 体の内側から角質代謝を改善し再発予防に寄与することがある。 | 保険適応 |
モノクロロ酢酸外用 | 角質を溶かす外用剤で、小さなイボに有効。 | 自費/保険はケースにより異なる |
グルタルアルデヒド外用 | 局所に塗ることでイボを除去する外用薬の一つ。 | 自費/保険はケースにより異なる |
高濃度サリチル酸ワセリン外用 | 角質軟化作用でイボの除去を助ける。 | 自費/保険はケースにより異なる |
活性型ビタミンD3外用 | 角化異常を整える目的で使用することがある。 | 自費/保険は処方条件による |
デュオフィルム外用 | 市販/院内での角質軟化・治療補助に使われる外用製剤。 | 自費 |
高周波RFによる削切(外科的処置) | 根の深い大きなイボには高周波で削除する方法もあります。 | 処置により保険適応の可否が異なります |
イボは再発することがあります。治療を継続して根気よく対応することが重要です。
特に小児では痛みへの恐怖心が強くなる場合があるため、外用中心の治療など痛みに配慮したプランを優先することがあります。
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