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アトピー検査:TARC
アレルギー検査
横浜市金沢区 六浦皮ふ科
TARCを指標としたアトピーの治療
とアレルゲンの検査
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TARCガイドでのアトピー治療
六浦皮ふ科では、TARC(タルク)を指標としたアトピー性皮膚炎の治療を行っています。
TARCとはアトピー性皮膚炎の重症度が鋭敏にわかる血液検査です。
みためではわからない隠れた炎症も測定できるため、視診単独よりも優れた治療が行えます。
TARCの詳細
- 皮膚の状態が数値で分かります。
- 見た目がよくなっていてもTARCが高いときは隠れた炎症が残っています。
- しっかりと改善すれば、TARCも下がります。
- 当院の目標値はTARC 500以下です。
- TARCガイドでの治療が速やかな改善につながります。
TARC検査料金
1030円
(保険で月に1回検査ができます)
TARCとアトピーの重症度
(pg/ml) | 正常 | 軽症 | 中・重症 |
---|---|---|---|
成人 | 450以下 | 700未満 | 700以上 |
小児 2歳以上 |
743以下 | 760未満 | 760以上 |
1~2歳 | 998以下 | ||
6~12か月 | 1367以下 |
よくあるご質問
Q. 検査方法は?
A. 通常の血液検査です。
Q. だいぶ改善しましたがTARC検査は必要ですか?
A. 見た目では分かりづらい炎症が残っているまま薬を減量すると、再び悪化します。薬の調節のためにTARC検査をお勧めします。
Q. アトピーの悪化が心配なので、何回でも検査できますか?
A. 月1回は保険での検査が可能です。
IgE抗体について
IgEはアレルギー体質の強さを示します。
- 特異的IgE検査(RAST)
ダニ、カビ、花粉など、個別のアレルギーのおこりやすさ
- 非特異的IgE検査(RIST)
全体的なアレルギーのおこりやすさ
「IgE値が低くてもアトピーが重症の人」もいるし、反対に「IgE値が高くてもアトピー症状がない人」もいます。必ずしも「IgE値 = 症状の強さ」ではないのが、判定や説明の難しいところです。
アトピー患者の80%でIgEが高く、20%の人では低いことが知られています。
なぜかというと、アトピー性皮膚炎は「IgEによるアレルギーのみでおこる病気」ではなく、「アレルギー反応や、刺激、乾燥、ストレスなど様々な要因が、複雑にからみあって発症する」からです。
アトピー性皮膚炎では、IgE値が高くなりやすいです。しかし、症状の変動、アトピーの重症度を鋭敏にあらわすのはTRACです。
RASTの検査料金
特異的IgE検査は2種類あり、結果は1~2週間で出ます。
- 13項目まで検査項目を自由に選べる検査
- 固定の39項目の検査(精度がやや劣る)
健康保険で測定できます。以下の金額は3割負担の場合です。
初再診料、処方料などは別途必要です。
検査 | 料金 |
---|---|
13項目検査 | 約 4,290円 |
View 39 | 約 4,290円 |
従来のアレルギー採血のほかに
20分ですぐに結果がわかる検査も可能です。(保険適応)
採血が苦手な方でも簡単な方法で調べられますのでご相談下さい
監修:アレルギー専門医・皮膚科専門医
花田美穂
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